口臭について①原因

みなさんは、口臭を気にしたことがありますか?

口臭とは、本人や周囲の人が不快に感じる呼気のニオイで、ニオイが強い場合には周囲の人のみならずご自身も不快になってしまうことがあります。

そもそも、お口の中などに問題のない方でも微量ながら臭いが検出されます。これは体臭が全くない人がいないのと同じです。しかし、この微量な口臭でさえも、嗅覚が敏感な方は感知でき不快感を感じてしまうこともあり、口臭に対する感じ方は人それぞれと言えます。

しかし、何らかの原因で臭いが強くなってしまうと、いわゆる多くの方を不快にしてしまう口臭となってしまいます。

 

では、口臭が強くなる原因にはどんなものがあるのでしょうか?

 

多くの場合、「お口の中の汚れ」に原因があります。汚れ(いわゆる食べかす)自体がニオイを発するのみならず、お口の中の細菌が汚れを食べて分解した際に出す代謝物もニオイの原因となります。さらに、乾燥の季節、口呼吸の方、飲み薬の副作用、全身的な病気の影響などでお口の中が乾燥している場合には、この臭いが強くなる傾向にあります。舌の上につく汚れ(舌苔)が貯まることもニオイの原因となります。

 

他には、歯茎が腫れていたり歯槽膿漏でお口の中に膿がある場合、タバ コやニンニクなどの嗜好物を摂取した場合、鼻炎や蓄膿症などで鼻に原因がある場合などがあります。

 

上記のように、一言に口臭といっても、様々な原因があり、また、原因によってニオイの種類も様々です。

「口臭について②対応法」では、口臭と向き合い、上手に付き合うための方法についてお伝えします。