ある調査によると”お口ポカン”が3~12歳の子供たちの30.7%に疑われるという結果が出ました。
そもそも”お口ポカン”ってご存知ですか? 専門的には「口唇閉鎖不全」と言われ、リラックスしたり何かに集中している時の上下の唇が触れ合わず閉じていない状態のことです。実はこれ異常なんです。ましてや、常に前歯が見えるような状態では比較的重症ともいえます。
お口ポカンの原因は歯並びや口周りの筋力不足などがあります。また、繰り返しの鼻づまりや鼻炎が長期化している子の場合には、お口ポカンが習慣化してしまうことがあります。
お口ポカンになると、
・虫歯や歯肉炎になりやすい
・でっ歯になりやすい
・口臭の原因となる
・歯に色がつきやすい
・扁桃炎をおこしやすい
・アレルギー疾患や風邪、インフルエンザなどの感染症になりやすい
などと関連しています。
次のチェックリストの1つでも当てはまるとお口ポカンの可能性があります。
◯ 唇まわりに締まりがない
◯ 上唇が富士山の形のように鼻に向かって山型をしている
◯ 唇が乾いている、よくひび割れする
◯ 前歯がよく着色する
◯ 上唇あるいは下唇、あるいは両方とも唇が厚い
◯ クチャクチャ食べ、食事中に前歯が見えている
◯ リラックスしている時あるいは何かに集中しているときに前歯が見える
以上のチェックリストのいずれかにチェックがついた方は早期に歯科医院を受診することをオススメします。お口ポカンが習慣化し身体に定着してしまうと改善が非常に難しくなり、早期に改善しておくことが健やかな成長発育のためにも大切です。お子さんご自身で気づくことはほとんどなく、周囲の大人が気づくしかありません。よく目を配ってみてください!