みなさん、こんにちは!寺尾歯科医院の浜谷です。
さて、この3連休はいかがお過ごしだったでしょうか?私は所属している「日本補綴歯科学会」の学術大会に参加しておりました。日々歯科医療は進化しております。現状に満足せず、よりよい医療を提供できるよう今後とも情報収集、技術研鑽に励んでいきたいと思っております。
ところで、みなさん「補綴」という言葉はご存知でしょうか?「補う(おぎなう)」と「綴る(つづる)」と書いて、「ほてつ」と読みます。歯が欠けたり、無くなった場合に人工物で補うことをいいます。
「補綴治療」の歴史は長く、紀元前2000年〜1000年のエトルリア人の墓地から発掘された入れ歯があり、日本では奈良時代から入れ歯があったといわれております。昔の入れ歯は動物の骨や石材、木材などで作られていたそうです。このように「補綴治療」は非常に長い歴史があります。更に、ここ数年でデジタル化という流れが大きく入ってきて、大きな節目を迎えようとしております。
当院で採用している保険適応外の「ジルコニア」という被せ物がまさにデジタル化に大きく関係している人工物です。コンピュータ主導で製作されるため品質の保証、精度の向上などのメリットがあります。また、最終的には熟練の技工士さんによる色合わせで仕上げられるため審美性も高いです。
「補綴治療」をする際に「ジルコニア」に興味をお持ちの方は是非一度スタッフまでお声がけください。多数ある選択肢のメリット・デメリットを比較しながら、最適な選択肢を一緒に選びましょう!お待ちしております。