お子さんのお口の機能はしっかりと発育していますか?
あなたのお子さん、お孫さんに下記のような様子は見られないでしょうか?
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お口がぽかんっと開いている
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唇が乾燥している
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唇が厚い(特に上下で唇の厚さが異なる)
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すきっ歯である
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受け口である
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舌足らずである(発音が明瞭でなく、赤ちゃん言葉のような発音)
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ご飯を十分に噛まず丸呑みしている
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ガラガラうがいやブクブクうがいができない
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歯並びが悪い
これらに1つでも該当する場合、お口の機能の発育が不十分である可能性がとても高いです。
これは食文化の変化(柔らかく噛む回数が少なくても飲み込める加工食品の広まり等)や生活様式の変化(外で走り回ったりなど体幹を鍛えるような機会が減少、猫背でゲームをする等)が大きく影響した生活習慣病の1つも考えられており、近年非常に話題となっています。
本来は、成長とともにお口周りも発育し、それに伴い機能も理想的に発達していきます。しかし、何かしらの原因が生活の中にあると、それが引き金となり、発育が遅れたり、十分で発育できなかったりするだけではなく、それらに付随した様々な影響を及ぼすことがわかってきております。
具体的には次のような影響が考えられております。
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くちゃくちゃ食べや食べこぼしが多くなる
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消化不良を起こしやすい
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歯並びが悪くなる
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将来的に虫歯や歯周病になりやすい
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口臭が強くなりやすい
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風邪をひきやすくなる
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アレルギー性疾患を生じやすい など
このようにお口周りの問題に加え、身体の健康にも影響が出る可能性があると言われております。
お口の機能の検査・治療は、近年、保険適応となりました。お子さんやお孫さんのことで気になることがありましたら、一緒にご来院いただき、まずはご相談ください。早期発見・早期治療が非常に有効です。お待ちしております!